食べるな危険!身近な毒草10選
日本にはとても多くの植物が存在しますが、その中には同じようなな見た目でも毒を持っていたり、外傷をさせるような針を持っている植物もいます
今回はそのような注意すべき植物について見ていきましょう
1.トリカブト
日本三大有毒植物であり、
主な毒成分はアルカロイド
花粉も毒あり、毒ハチミツの危険があるので
養蜂家は注意が必要
食べると、嘔吐・呼吸困難、臓器不全
ものの数秒で死亡した例あり
2.スズラン
強心作用あり
草全体が毒だが、特に花に多く含まれる
中毒症状は痙攣 蹌踉 麻痺 呼吸困難 蛋白尿 頻尿など
生け花にした時の水にも溶け出すので注意が必要
3.スイセン
全草が有毒だが、鱗茎に特に毒成分が多い。30 分以内の短い潜伏期間の後に発症 し、悪心 嘔吐 下痢 流涎 発汗 頭痛 昏睡 低体温などの中毒症状を引き起こします
4.ヒガンバナ
田んぼの側に咲く赤い花でおなじみです
主な毒成分はアルカロイドであり
吐き気 下痢 麻痺などの症状が出ます
また摂取してしまい死亡した例があります
5.ドクウツギ
日本三大有毒植物の一つ
主な毒成分はコリアミルチンであり
痙攣 呼吸困難の症状があります
赤〜ピンク色の甘い実ができ、実を食べた子供の死亡例があります
6.ドクゼリ
日本三大有毒植物の一つ
主な毒成分はシクトキシンであり、世界中に分布しています
また根がわさびに似ているため注意が必要です
痙攣 呼吸困難 嘔吐 下痢 腹痛 眩暈 意識障害などの症状があります
セリの若葉と間違えて摂取し、死亡した例があります。
7.オナモミ
別名 くっつきむし
海外での家畜の中毒例があります
筋収縮 痙攣 横臥 呼吸および心拍数増加などの症状があります
8.ハシリドコロ
ハシリドコロはナス科の多年草で、沢沿いの樹林下に生えています
植物全体、特にその芽、葉にもスコポラミン、ヒヨスチアミンなどの副交感神経を麻痺させるアルカロイドが含まれ、誤食すると嘔吐 けいれん 昏睡 呼吸停止などの中毒症状が起きます
9.アサガオ
朝顔の種は強い下痢、腹痛、嘔吐を引き起こします
そこに含まれる主な成分であるファルビチンは、峻下剤と呼ばれ、即効性があり、摂取するとすぐに非常に激しい下痢を起こす作用があります
10.モロヘイヤ
モロヘイヤは成熟すると茎などにストロファンチジンという毒素が含まれるようになります
ストロファンチジンを摂取してしまうと、食欲不振 起立不能 下痢を発症し、ひどい場合は死に至ってしまいます